2006年6月にドイツで開催されるサッカーW杯(ワールドカップ)では、フーリガン対策として、ハイテク戦車を導入する計画が関係者の間で進められている。
「戦車」といっても、バッテリーで稼働する小型のビークルで、スタジアム付近の道路などをパトロールするために使われる。ドイツの遠隔監視システムメーカー、ロボウォッチ社(http://www.robowatch.de/)が開発したもの。
ビデオカメラを搭載し、撮影した動画をリアルタイムで警察署に送信することで、トラブルなどを未然に防ぐため使われる。爆発物や危険な化学物質などを検知するシステムも搭載されている。