23日午前、京都府亀岡市内の市道で、路肩の側溝にタイヤを落とした軽自動車が、コントロールを失ったまま道路脇の側壁に激突する事故が起きた。この事故で3人が死傷している。
京都府警・亀岡署によると、事故が起きたのは23日の午前11時30分ごろ。亀岡市東別院町栢原付近の市道で、57歳の女性が運転する軽自動車がハンドル操作を誤って道路左側の側溝にタイヤを落とすとともに、その弾みで道路脇に立つ側壁に激突した。
クルマの速度は40−60km/h程度だったとみられるが、激突によってクルマは中破。後部座席にシートベルト未着用の状態で着座していた82歳の女性が胸部を強打し、事故から約3時間後に死亡。運転していた女性と、助手席に同乗していた84歳の男性が打撲などの軽傷を負った。前席の2人はいずれもシートベルトを着用していた。
警察ではクルマを運転していた女性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いており、ハンドル操作ミスに至った原因を調べている。