横断の男性、上下で3回はねられて死亡

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6日夕方、大分県中津市内の国道212号線で、道路を横断中の男性が飲酒運転のクルマにはねられる事故が起きた。男性は対向車線に弾き飛ばされ、ここでも2台のクルマに相次いではねられて死亡している。

大分県警・中津署によると、事故が起きたのは6日の午後6時15分ごろ。中津市万田付近の国道212号線で、道路を横断していた60-70歳代とみられる男性が、29歳の男が運転する乗用車にはねられた。男性は対向車線側に弾き飛ばされ、ここでも2台のクルマに相次いではねられ、近くの病院に収容されたものの、間もなく死亡している。

最初にはねたクルマを運転していた男からは、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコール分が検出されており、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失致死容疑での再逮捕も検討している。

現場は片側1車線の直線道路で、横断歩道の設置はない。死亡した男性の身元は判明しておらず、警察では事故発生の状況と合わせて調べを進めている。

《石田真一》

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