米国10月新車販売、2ケタのマイナス

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米国の自動車各社が発表した10月の新車販売台数は、前年同月比11%減の114万6921台で、大幅マイナスとなった。前年割れは3カ月連続で、GM(ゼネラルモーターズ)やフォードの社員価格を一般ユーザーに適用したキャンペーンの反動と見られる。

GMとフォードはともに同26%減と大幅に落ち込んだ。ダイムラークライスラーのクライスラー部門も同3%減だった。日本メーカーも日産が同17%減と大幅に落ち込んだ。ただトヨタ自動車は同5%増、ホンダが同4%増となるなど、好調に推移している。
 
GM、フォードの販売が低迷しているのは、9月で打ち切った従業員価格を一般ユーザーに適用する販売キャンペーンで、需要を先食いしたためと見られる。加えて、ガソリン価格の高騰でGMやフォードが得意の大型車の販売が低迷しているため、大幅マイナスとなった。

《レスポンス編集部》

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