ホンダの青木哲副社長は27日の中間決算の席上、9月に発売した新型『シビック』について触れ、米国で高い評価を受けていることを強調した。
「デザイン、インテリア、パワートレインなどたいへん高い評価を得て、すばらしい滑り出しを見せている。デトロイトの新聞には、新しいベンチマークになるクルマであると紹介された」と青木副社長は誇らしげに語った。
しかし、国内は発売後1カ月の受注がシビック2000台(月販目標2000台)、『シビックハイブリッド』700台(同500台)。通常、新型車効果もあって、初期受注は目標台数を大きく上回るものだが、どうも国内については低調のようだ。
来年には欧州、アジアでも販売されるが、新型シビックは日米で対照的な滑り出しを見せている。将来、国内に限って、「シビック」の車名が変わる時代が来るかもしれない。