飛び降り自殺を図った女性、クルマにはねられ死亡

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4日、群馬県高崎市内の市道で、歩道橋から飛び降り自殺を図ったとみられる女性が、下を走るクルマにひき逃げされて死亡する事故が起きた。

女性の体には複数台のクルマにはねられたとみられる痕跡があり、警察では逃げたクルマの行方を追っている。

群馬県警・高崎署によると、事故が起きたのは4日の午前0時30分ごろ。高崎市貝沢町付近の市道(通称:高崎環状線)を歩いていた通行人から「歩道橋から飛び降りようとしている人がいる」との通報が警察に寄せられた。

これを受けて同署員が現場に急行したところ、歩道橋の下には若い女性が倒れており、クルマにはねられてすでに死亡していた。

後の調べで、この女性は同市内に在住する21歳の女性と判明。死因は全身の強打の可能性が高いが、歩道橋から飛び降りたことが原因か、クルマにはねられたことが原因なのかは判明していない。

女性の着衣には複数台のクルマにはねられた痕跡も確認されているが、人をはねたというような通報は一件も寄せられておらず、警察では死亡ひき逃げ事件としても捜査を開始している。

歩道橋は市道を跨いで設置されており、路面からの歩道橋下部までの高さは約7m
。転落防止用の手すりは高さ約1.5mだという。

通報者が通り掛かった際、女性は半身を乗り出すようにしていたものとみられ、通報直後に飛び降りた可能性も考えられている。

《石田真一》

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