遠足の中学生、前方不注意のトラックにはねられ重傷

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1日、滋賀県高島市内の県道で、遠足中の中学生2人が普通トラックにはねられ、重傷を負う事故が起きた。警察ではトラックを運転していた54歳の男性が前方を注視していなかったものとみて、業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

滋賀県警・高島署によると、事故が起きたのは1日の午後2時20分ごろ。

高島市勝野付近の県道で、大阪府大阪市福島区内にある中学校の生徒が遠足(ウォークラリー)のために歩いていたところ、5人1組となったグループの先頭を歩いていた13歳の生徒2人が県道を走行していた普通トラックに相次いではねられた。

トラックはほとんど減速しないで2人に衝突しており、2人は近くの病院に運ばれたが、頭を強く打っており重傷となっている。

警察ではトラックを運転していた54歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、事情聴取に対しては「前方をよく見ていなかったかもしれない」などと供述しており、事故の状況からも前方不注意が事故の原因となった可能性が高いという。

現場は県道と市道との交差点。中学生は市道から県道に入った直後、右から走ってきたトラックにはねられたとみられている。

《石田真一》

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