金属ガラスの新製法、自動車部品の進化も

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産業技術総合研究所は4日、“金属ガラス”の新しい創製(そうせい)技術の開発に成功したと発表。

従来は急速に冷やすことが不可欠だったため、粉末や細線などの形でしか作れなかったが、新たに電場と磁場を同時に加える手法を開発、棒材などの金属ガラスを作ることが可能になった、という。

金属ガラスとは、原子配列が不規則なガラス状態の非晶質(アモルファス)金属で、強度や耐食性が強く、加工性にも優れている。今回の技術開発が実用化されれば、自動車分野でも高強度の一体成形部品が増えそうだ。

《編集部》

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