【ジュネーブモーターショー05】ロールスロイス、マイバッハと長さの競争

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【ジュネーブモーターショー05】ロールスロイス、マイバッハと長さの競争
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2年前に登場した“スーパー・ラグジュアリー・サルーン”ロールスロイス『ファントム』のロングホイールベースモデルがジュネーブモーターショーで発表された。

標準でもアルミ製スペースフレーム構造のクルマでは最長ボディを誇るファントムを、さらに250mm延長。6メートルの長いボディを競うのは、現行モデルでは『マイバッハ』くらいか?

Bピラー以降が250mm伸ばされたファントムのロングホイールベースモデルの全長は、マイバッハ「62」より僅か80mm短い6084mm。ホイールベースも3820mmと、トヨタ『ヴィッツ』や日産『マーチ』の全長より長い。

リアヒンジで最大80度まで開く電動アシストの後席ドアも、そのまま250mm延長されており、サイズアップによって増えた容量の全てが、後席の居住スペースに当てられている。

延長された室内には前後を仕切る電動パーティション等のオプションが用意された。サイズは大きくなったが、巨大なドアとアルミルーフ以外は全て既存のボディパーツを用い、車両重量はわずか75kg増の2670kgに抑えられた。

《ケニー中嶋》

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