高速道路への投石でアメリカ人少年3人から聴取

自動車 社会 社会

3日、沖縄県沖縄市内の沖縄自動車道で走行中の乗用車に向かって投石が行われ、乗用車のフロントガラスが破損する事件が起きた。警察では投石した米軍基地内在住の少年3人から事情を聞く方針だ。

沖縄県警・沖縄署によると、事件が起きたのは3日の午後4時40分ごろ。沖縄市八重島付近の沖縄自動車道北行きで、35歳の男性が運転する乗用車に対し、隣接するアメリカ軍・嘉手納基地の敷地内から石が投げ込まれた。

投げ込まれた石は乗用車のフロントガラス左側を直撃し、一部にヒビが入るなどの被害が出た。運転していた男性にケガは無かったが、男性は高速道路を降りる際に日本道路公団(JH)に対して投石の事実を報告。これを受けたJH側が警察に通報していた。

警察では器物損壊事件として捜査を開始。嘉手納基地の憲兵隊に対して、容疑者の捜索を依頼した。

その結果、同日夜までに14歳以下の少年3人が容疑に関与した疑いがあるという内容の情報提供が憲兵隊からなされ、警察が直接事情聴取することになった。だが、身柄の引渡しや処分については、今後もアメリカ側と交渉が必要となる見込みだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース