マツダと中国の第一汽車集団は、一汽の子会社の一汽乗用車の3社合弁で販売統括会社を設立すると発表した。17日に中国政府から合弁会社設立の承認を取得した。新会社は今年3月から第一汽車の本社のある長春で営業を開始する。
新会社は一汽マツダ汽車販売で、資本金は1億元(約14億円)で、一汽乗用車が70%、マツダが25%、第一汽車が5%出資する。董事長(会長)と副総経理(副社長)が第一汽車集団、副董事長と総経理をマツダがそれぞれ指名する。
新会社は、マツダが一汽乗用車に技術供与して中国で生産している『マツダ6』(日本名『アテンザ』)と、今後中国で生産し導入する全てのマツダブランド車を一手に取扱い、中国でのマツダブランド車の卸売りを行う。