三菱自動車の米国事業統括会社の北米三菱自動車は、デトロイトモーターショーで、ピックアップトラックの『レイダー』とスポーティクーペの新型『エクリプス』を世界に先駆け発表した。
レイダーのパワートレインは4.7リットルのV8エンジンと5AT、3.7リットルのV6エンジンと4ATの組み合わせ。ボディはピックアップトラックに適したスチールフレーム構造を採用、サスペンションは走行性能とピックアップとしての機能性の両立を狙ってフロントが独立懸架式、リヤがリーフ式を採用した。
キャビンは2ドアベースに観音開き式に開閉可能な補助的リヤドアを装備した仕様と4ドア仕様を設定した。
レイダーはクライスラーとの共同開発車で、車台をクライスラーのダッジ『ダコタ』と共通化している。レイダーは2005年に北米市場販売する予定で、生産もクライスラーグループのトラック組み立て工場に委託する。