フォード・モーターのビル・フォード会長兼CEO(最高経営責任者)は25日、マツダとフォードの資本提携25周年を祝して広島県のマツダ本社を表敬訪問した。マツダ側は、井巻久一社長兼CEOをはじめとする役員が、フォード会長を出迎えた。
フォード会長は「マツダとフォードは、2つの会社がお互いに協力し尊重しあう最も成功した例であることを世界に示している。資本提携から25年経過した今、私たちはお互い誇りに思えるパートナーであり、その関係は対等であり、資本提携によってさらに強力になった」と話した。
これを受けて井巻社長は「マツダ全社員がより強力なマツダブランドの確立と成功のために努力し、今後も両社の協力関係を支えていく」と述べた。
フォードはマツダに1979年に25%出資して資本参加し、1996年に出資比率を33.4%に引き上げている。