プロトモータースが北京モーターショー(8−16日)に展示した真っ赤なポルシェ…ではなく、ミッドシップのスポーツカーが『スピーラ』だ。以前に某デザイン雑誌でプロトタイプが紹介されていたのを覚えている方もいるかもしれない。
クリーンでシャープなシルエットには日本車ともヨーロッパ車とも違う独特の雰囲気があり、デザインのレベルは高い。スピラには2.0リットル直4、3.0リットルV6、4.6リットルV8という3種のエンジンが用意されている。ミッションは2.0リットルが5MT、ほか2モデルが6MTだ。
スピーラを開発したプロトモータースは、ヒュンダイ(現代)車のエアロパーツやリムジン改造をはじめ、デーウ(大宇)の試作電気自動車の開発など、メーカーや財閥の枠にとらわれない幅広い活動で成長してきた韓国初のデザインR&D会社。