ランドローバーは2日、新型SUVの『ディスカバリー3』を発表した。一目でディスカバリーとわかるデザインに、大人7人乗りの室内空間を包み込む。今年後半から販売が開始される。
ディスカバリー3の「3」は、ディスカバリーとして3代目、そして3列シート7人乗りを強調したものと思われる。フォードでは「ディスカバリー3はディスカバリーの後継」としているので、「3」は通称ではなく、正式車名だ。
路面状況をドライバーがクルマに設定すると、エンジンやサスペンションなどの特性を、それらの路面に合わせて自動的にチューニングする「テレインレスポンス」を装備する。
ボディは「インテグレーテッド・ボディフレーム」とよばれるセミモノコック。エンジンは3機種、トランスミッションは6MT、さらにエアサスペンションを装備。
エンジンは、最上級グレードには4.4リットルV8を搭載。ジャガーの4.2リットルユニットをベースに開発したもの。量販グレードと予想されるのが、新開発の2.7リットルV6ターボディーゼル。コモンレール式で、ターボーチャージャーは可変ジオメトリー。北米市場には導入されない。さらに市場によっては4.0リットルV6も用意される。