日産自動車は23日、4月26日に予定している2004年3月期決算概要の発表の席上、カルロス・ゴーン社長が05年度からの新3カ年中期計画の骨子を発表すると明らかにした。
現行の3カ年計画である「日産180」が04年度に最終年度を迎え、販売台数以外はすでに達成していることから次期計画を早期に提示、役員や従業員に中期的な目標を明確する狙いだ。
日産180では、05年9月までの1年間で01年度より世界販売を100万台増やすというコミットメントが残されている。
新3カ年計画では、新たな世界販売のターゲットや売上高営業利益率、さらに投下資本利益率(ROIC)などの目標が示されるものと見られる。