ホンダは、来春発売する8人乗りの最上級ミニバンにV6エンジンとの組み合わせによるハイブリッドモデルを設定する方針だ。このミニバンは今秋の東京モーターショーにコンセプトモデル『ASM』として出品したLLクラス。
モーターショーの際、福井威夫社長は『ASM』の来春の発売を明言し、「ミニバンのリーダーとして市場を活性化させたい」と強調していた。ホンダのハイブリッドは「IMA」システムで、1999年に『インサイト』に搭載して発売以来、『シビック』のセダンタイプにも搭載している。
モーターショーに出品された『ASM』は、『インスパイア』に搭載した可変シリンダーエンジンとIMAの組み合わせだったが、市販ハイブリッドが可変シリンダーエンジンになるのかは明らかにされていない。