警察庁がトラックの「中型免許」を新設する。
道路交通法では、大型自動車を「車両総重量(GVW)8トン以上、最大積載量5トン以上、乗車定員11人以上のいずれかに該当する自動車」、普通自動車を「この他のいずれにも該当しない自動車」と定義している。
中型免許は、この中間に位置するもので、運転できる車両はGVWで5トン以上〜11トン未満とする案が有力だ。
最近、高速道路上で悲惨な大型トラック事故が続発しており、免許制度を改正し、新たに路上での試験を中型免許と大型免許に義務づけることで、トラックドライバーの運転技量を高め、事故を減らす狙いがある。