三菱自動車は9日、記者会見を開催し、モータースポーツ活動の現状を報告した。2004年ダカール・ラリー、通称“パリダカ”では4連覇、通算9度目の総合優勝をねらう。
ドライバーは増岡浩、ステファン・ペテランセル、ミキ・ビアシオンの3人が「パジェロ・エボリューション」で、アンドレア・マイヤーが『パジェロ』(T2クラス)で参戦する。
パジェロ・エボリューションについて三菱のモータースポーツを統括するMMSP社のスベン・クワント社長は「03年型と比べるとアプローチアングルが改良されている。“改良”といっても事実上、白紙からのスクラッチ開発だ」と述べた。
記者会見会場には、03年型をベースに外観を04年型ふうにアレンジしたパジェロ・エボリューションも置かれていた。