イノシシと衝突、クルマが炎上

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9日夜、兵庫県浜坂町内の山間部にある県道で、40歳の男性が運転する軽自動車がイノシシと衝突。直後にクルマが炎上するという事故が起きた。運転していた男性にケガは無かったが、イノシシは即死。クルマもエンジンルームを中心に半焼する被害を受けた。

兵庫県警・浜坂署の調べによると、事故が起きたのは9日の午後9時30分ごろ。渓流での夜釣りに向かうため、40歳の男性が軽自動車で浜坂町古市付近の県道を走っていたところ、前方に体長140cmあまりの大きなイノシシがいることに気がついた。男性は急ブレーキを掛けたがイノシシに激突。クルマはエンジンルーム付近が大破した。

男性がクルマから下りた直後にクルマのエンジンルーム付近から出火し、火はあっという間に車体前部を焼き尽くした。幸いにも男性にケガは無かったが、クルマはほぼ全損の状態となり、イノシシも即死していた。

現場は山間部を走る道路で、普段から野生動物との衝突が多発しているという。ただし、衝突事故を起こしたクルマが炎上するというケースはこれまでに発生しておらず、警察では車両の検証も行う方針だ。

《石田真一》

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