日本自動車販売協会連合会が4日発表した8月の車名別新車販売ラキング(登録車)によると、販売の復調が著しい日産自動車が『キューブ』など3車種のトップ10入りを果たした。同社の3車種のランクインは、2001年1月以来、1年7カ月ぶり。
8月の日産車は『キューブ』が4位(7357台)、『マーチ』が5位(6860台)とトップ10の常連に加え、発売したばかりのミニバン『プレサージュ』が10位(4808台)に食い込んだ。02年1月に3車種がランクインした時は、7、8、10位と下位に集中していただけに、今回は内容も上回っている。
この結果、トヨタ自動車は2位の『カローラ』などトップ10入りが4車種にとどまり、7月の6車種から後退した。トヨタ車が4車種しかランクインしなかったのは今年1月以来。