トヨタ『ダイナ』と『トヨエース』の2トン積系に低公害ディーゼル

自動車 ニューモデル 新型車

トヨタ自動車は、日野自動車と共同開発したクリーンディーゼルシステム「DPR」搭載車を『ダイナ200』、『ダイナ300』、『トヨエースG25』、『トヨエースG35』に設定し、20日から発売した。

今回開発したDPR(ディーゼル・パティキュレート・アクティブ・リダクション・システム)は、トヨタの最新のクリーンディーゼルテクノロジー「D-CAT」をコンセプトに、新開発の4.0リットル・ディーゼルターボエンジンとPM(ディーゼル微粒子)を画期的に低減する新開発触媒を組み合わせたシステム。これによって平成12年基準粒子状物質85%低減レベル(★★★★4ツ星)を日本で初めて達成した。

新開発4.0リットル・ディーゼルターボエンジンは、高圧燃料噴射を精密に制御するコモンレール式燃料噴射装置、過給圧を連続で制御するインタークーラー付可変ノズル式ターボチャジャー、高効率EGRクーラーを採用したクールEGRシステムをきめ細かく電子制御することで、排出ガスのクリーン化と出力・燃費向上を実現した。

また、新開発触媒は、排出ガスをセラミック製微細孔フィルターに通すことで、PMを大幅に低減するもので、捕集したPMはコモンレール式燃料噴射装置のきめ細かい電子制御で走行中に燃料処理している。

価格は318万〜358万5000円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集