国土交通省は、7月19日から来年1月18日まで行われるETC長距離割引の社会実験の専用窓口ホームページ「ETC長割社会実験窓口」を開設した。
このETC長割社会実験は、ETC車載器を搭載したクルマがETCを設置した高速道路を連続300km以上走行した場合に最大60%の割引を受けることができる制度の運用実験である。60%の割引を受けられるのは、高速道路を連続して900km以上走った場合だ。
こういうお得情報は、ユーザーは自分勝手にいい方に解釈することがあり、それが思わぬクレームにもなりかねない。今回の窓口HPの開設はそのような無用な誤解をなくすねらいがあるはずだ。
トラックなど運送事業者へのETC普及を意図した長距離割引だろうが、150−200kmほどの走行距離でもETC利用者には割引が受けられるような制度がユーザーはほしがっているはずだ。