パシフィコ横浜で21日から開催されている「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展2003」に、三菱自動車から『iTディオン』が出展された。システムの核はラゲッジスペースに搭載された2台のコンピュータだ。
車外との通信にはPHS回線を利用し、インターネットと接続。テレマティクスサービスの利用シーンを想定し、クルマのホットスポット、遠隔車両操作、クルマのホームページ、の3つの技術が実現されている。
車内の通信環境には無線LANを使用するほか、携帯電話などの端末からもインターネット経由でドアロックなどの操作が可能だ。
三菱では、この展示を通してユーザーのテレマティクスへの理解を深めたい、と話している。人とくるまのテクノロジー展は23日まで。