4月1日から、不正改造車の取り締まりや罰則を厳しくする改正道路運送車両法が施行される。同法の取り締まりはこれまで、おもに整備不良車が対象で、意図的な不正改造には通達などで対処していた。今回の法改正では、不正改造の禁止を初めて明文化。不正改造行為自体と、不正改造車を走らせることを明確に禁止した。
この背景には、規制緩和で合法改造が人気を集める一方、規制緩和を逆手にとって爆音マフラーや保安基準に通らない着色フィルム、クリアテールなどを装着したクルマなどが増え、運輸局などに「うるさい」「危険」などの苦情が増えているためだ。
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