東邦ガスは愛知県東海市の総合技術研究所内に燃料電池車用の水素供給施設「都市ガス改質水素ステーション」を設置すると発表した。民間企業が独自に設置する水素供給設備は全国初という。
水素ステーションは10月4日に完成する。同施設では都市ガスから摂氏0度、1気圧の条件下で1時間あたり40立方メートルの水素を製造する。また300立方メートルの貯蔵能力も持つ。
燃料電池車はトヨタ自動車やホンダが年内に発売するほか日産自動車も来年の発売を予定している。自動車メーカーのこうした動きを受け東邦ガスは都市ガスからの水素製造の優位性を検証していく。水素製造、充填技術の検証と安全性などの実証を行っていく。
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