ヨーロッパGPオープニングラップでのチームメイト同士の接触という不運に再び見舞われたジョーダン・ホンダ。今シーズン 第2戦では佐藤琢磨がジャンカルロ・フィジケラに、そして今回はフィジケラが琢磨に接触と2度に渡って交錯してしまったものの、両者の間にはわだかまりはないようだ。
「いいスタートが切れて、2台のトヨタ、オリビエ・パニス(BARホンダ)とサイド・バイ・サイドになったとき、ジャンカルロにぶつけられたんだ。すごく残念だけど、こういうことは起きてしまうもの。タイトなコーナーに一斉にみんなが突っ込むわけだからね。彼のせいだとは思っていないよ」と佐藤琢磨。
「アクシデントの後はレースに再び復帰し、ベストを尽くそうと決めた。みんなに周回遅れにされたけど、一生懸命戦ったよ。僕にとっては完走して、マシンをそのまま持って帰ることが重要だったんだ」と語った。
一方のフィジケラは「実際に何が起こったのかはよくわからないんだ。1コーナーの入り口でブレーキングしたら、誰かに少し外に押されみたいだ。それでグリップを失って琢磨のマシンにぶつかってしまった。本当に申し訳ないよ」と残念な結果に終わった自身100戦目について語った。
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