先週のオーストリアGPで大クラッシュしたジョーダン・ホンダの佐藤琢磨が医師の診断を受けた結果、今週末モナコで開催されるヒストリックレースへの出場が可能であることが判明した。
ロンドンに戻り専門家らから受けた診断の結果、琢磨に必要なのは充分な休養と極度の運動を避けること、それに右足の打撲を充分に冷やすことの3点だけらしい。
事故後に一番驚いたのは自分に届いた「お見舞いカード」の数の多さだのことで、その中にはもちろんチームメイトであるジャンカルロ・フィジケラからのものもあったという。クラッシュの原因となったザウバーのニック・ハイドフェルトからは経過を心配した電話がかかってきているとのことで、2人の間にわだかまりはないようだ。
ヒストリックレースでは伝説のチャンピオン、グラハム・ヒルが搭乗したロータス「49B」に乗ることが決まっている琢磨。モナコGP前にコースを学ぶ絶好のチャンスにやる気は充分のようだ。
●メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、「Today's オートガール」をお届けしています。オートアスキーが蓄積した写真蔵から選んだレースクイーンなど美少女の写真URLがメールで届きます。---