初めて2日連続でBARホンダのテストドライバーとしての作業を行った福田良。「F1ドライバーになるのが夢だから、テストドライバーはその第一歩が踏み出せたという感じ。でもいつもテレビで見ていたドライバーと一緒に走れて変な感じだった」と語る。
このように最初は緊張でガタガタだったという福田だが、徐々にその才能を発揮。初日は1分15秒台だったタイムを翌日には1秒以上縮めるなど、チームに大きな印象を残すことができたようだ。
佐藤琢磨の続く日本人ドライバーとして注目を集めることに対しては「琢磨が成し遂げたことはすごいと思う。僕のキャリアにおいては彼のことをあまり気にしていないけど、本当によかったと思う。日本のモータースポーツファンにとってもいい事だよ」と冷静に語り、ホンダと作業することについては「本当に嬉しい。日本人としても誇りだし、ホンダのエンジニアとは日本語で話せるからすごくラク」と笑顔でコメント。
今後はテストドライバーとしての仕事を優先しながらも、いくつかレースにも出場してみたいと言う福田良。次回のテスト予定は1月28日のバルセロナ。
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