【新型メルセデスベンツ『SL』】『300SL』の再来か

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【新型メルセデスベンツ『SL』】『300SL』の再来か
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メルセデスベンツが新型『SL』を発表! このハイテクロードスターは7月31日にハンプルクで開かれた華やかなプレゼンテーションでデビューを果たした(既報)。国際デビューは来月のフランクフルト・モーターショー、日本のショールームにこの2シーターが飾られるのは来年の4月になる。日本のみなさん、しばらくお待ちを!

プライスはまだはっきりしないが、内部情報筋によると、先代と比べてだいたい5%くらいアップとのこと。この5代目になるSLは、コードネーム「R23」で呼ばれて研究開発が進められてきた。1989年のモデルチェンジ以来のフルモデルチェンジである。初代から変わらない繊細で、同時に堂々たる趣きは健在。さかのぼること40年、伝説の『300SL』ガルウィングすら思い起こさせる。

すらりとしたルックスもさることながら、おしゃれな折りたたみ式ルーフをはじめ様々な最新テクノロジーが新型には詰まっている。電子制御油圧ブレーキにアクティブサスペンション、それに画期的なテレマティックス機能などがそうだ。これでSLはラグジャリーロードスターとしての世界トップの地位を確実にし、ほかのどんなライバルとも真っ向から戦う準備万全といったところ。SLとしのぎを削るライバルはBMW『Z8』、ジャガー『XK8』、レクサス『SC430』などである。

このロードスターの外観に関して、メルセデスベンツが全く妥協を許さなかったことは一目瞭然。デザイン部門のペーター・ハイファー氏率いる10人のチームによってスタイリングされた美しい外観からは、今までの伝統的スタイルと未来を行くスタイルとの融合が感じ取れる。

リッチな雰囲気を醸し出すアイテムの例としては、フロントフェンダーに施された“ギル(サメの鰓みたいなシャープな切れ目もよう)”のデザインだ。ボディ全体のモダンなフィニッシュに、これまた新しいデザインの丸型ダブルヘッドランプなども手伝って、ルックスは完璧と言っても過言ではない。歳をとるごとにその味わいを深めていくクルマとは、まさにこのことだ。

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