トヨタ自動車は6日、フランスの生産工場トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランスの開所式をノール県バランシエンヌの工場敷地内で開いた。
フランス工場は1998年10月に設立、1月31日から『ヤリス(日本名『ヴィッツ』)』の生産を開始、内外の整備が完了したのを受けて開所式を実施した。
式典にはフランスのジョスパン首相、ギグー雇用連帯大臣、ピエレ産業大臣などの中央政府関係者や地元のサプライヤー、ディストリビューターなど約500人が出席した。トヨタは張社長が出席した。
張社長は開所式で当初、2002年までに15万台生産する計画だったのを、2003年には18万台生産するよう能力を拡大すると発表した。ヤリスの販売が好調なため、現地生産分を増やす。