ホンダは5日、7月にフルモデチェンジを実施し、発売を開始する新型『インテグラ』の生産を埼玉製作所(狭山工場)で開始したことを明らかにした。
これまでインテグラは『シビック』とシャシー構造を同一とする派生型の一車種として、三重県の鈴鹿製作所で生産されてきた。しかし、昨年から進められてきた製造工程のフレキシブルライン化によって、これまでは中型車生産拠点として位置づけられてきた埼玉製作所での生産が可能となり、同様にシビック派生車である『ストリーム』ともに生産移管が決まっていた。
インテグラ生産撤退によって空きが生じた鈴鹿製作所では、まもなく発売が開始される戦略小型車『フィット』の生産に集中させる方針だ。