マレーシアGP以降、チーム（フェラーリ）との関係がぎくしゃくしていると報道されているルーベンス・バリケロだが、本人はそれを否定しようと必死のようだ。「報道を知ってショックだったよ。僕のライバルはシューマッハじゃなく、マクラーレンなんだ。僕のインタビューの内容はねじ曲げられている」
「僕の契約に関する交渉が7月から始まるんだけど、言ってもいないことのせいで契約に影響が出るのは辛いよ。フェラーリとも、シューマッハとも僕との間にはなんの問題もない。ファーストもセカンドも関係ない。僕らは家族のように接しているよ」と不仲説を否定した。しかしイタリアでは早くもバリケロの後釜にシューマッハと個人的に仲の良いアロウズのヨス・フェルスタッペンの名前が上がっている状況にある。
今日から開催の母国ブラジルGPには国旗をデザインしたニューヘルメットで気合い充分に望むバリケロ。しかしフェラーリパイロットとして母国のファンに優勝をプレゼントといきたいところだが、シューマッハにアクシデントでも発生しないかぎり、サポートしなければチーム内での自分の立場が危うくなる。バリケロにとってブラジルGPは難しいレースになりそうだ。
