ゼロスポーツのブースで『EVフォーミュラ』に負けず目立つのは、スバル『インプレッサ・リトナ』だ。リトナは旧型『インプレッサ』の2ドアバージョン。WRXクーペや限定車22Bで注目を浴びたが、リトナ自体は1.5リットルエンジンを搭載する地味なモデル。
ゼロスポーツはこのリトナのエンジンをWRX用2リットルターボに換装し、WRCマシンさながらのブリスターフェンダーを与えることで、ノーマルのひ弱さを微塵も感じさせないモンスターマシンに仕立てている。インタークーラーをフロントに配置することで、最高出力は350psに引き上げられている。また左右のストラットを鋼管で溶接連結するなど、ボディ強度も確保。
ここまでやって、価格はベース車両価格込み(といっても旧モデルゆえ中古車だが)で500万円以下。22Bを買い損ねたというユーザーを燃えさせるスペシャルモデルだ。