スズキは11日、アメリカのジョージア州に4輪バギー車を生産する新会社「アメリカンスズキモーター・マニュファクチャリング・コーポレーション」を設立し、併せて新工場を建設することを明らかにした。スズキがアメリカ国内に単独で自社工場を建設するのは今回が初めて。
新会社となる「アメリカンスズキモーター・マニュファクチャリング・コーポレーション」の資本金は3000万ドル(約33億円)で、スズキが20%を出資し、残りをアメリカ国内のスズキ系販売会社が出資する。
生産するのはレジャー用途の4輪バギー(ATV)で、主要部品を日本から輸出し、現地でノックダウン生産という形をとる。生産開始は2002年の春を予定しているという。