【ホンダF1ストーキング】「ファンに申し訳ない」

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ホンダのホームサーキット、鈴鹿でジャック・ビルヌーブが6位入賞、BARホンダチームは3戦連続でポイントを挙げ、選手権5位に躍進した。ホンダはニュースペックのエンジンを、初めてレースに使用、トラブルのないままジャックとリカルド・ゾンタの2台が完走した。

ジャックはスタートで出遅れて、ジャガー2台とバトル。鈴鹿では抜くポイントはシケイン1カ所のみといっていい。ここでジャックがジャガーをパスできたのは、新エンジンの加速性能のおかげか。

しかしジャックはさらに前が可能だったという。「バトン(ウイリアムズ)は射程内で、あのペースで行けばピット作業で前に行けるはずだったが、ジャガーを抜きあぐねているうちに、差が開いてしまった」

そして「4位のベネトンとはコンスラクターズ・ポイントで2点差しかない。ぼく自身も、ドライバーズ・ポイントでフィジケラ(ベネトン)と3点しか離れてないし、ぜひマレーシアGPでひっくり返したいね」と早くも最終戦に燃える。

リカルドは「ニューエンジンのピックアップは素晴らしかった。ただ鈴鹿はなかなか前のクルマを抜けないから、前がつかえたらそのパワーも発揮できない。でもいったん前が空けば、相当のペースで周回できた」と新エンジンを評価する。

ただし「終盤は、大雨が来ることを待ち望んでたんだ。その混乱を利用できれば、入賞も充分可能性があると思ってた」と、レース展開は神頼み、お天気頼り。それでも18番グリッドから9位完走を果たした。

保坂武文(本田技術研究所 マネージング・ダイレクター)のコメントは次の通り。「まずシューマッハにおめでとうと言いたい。我々は入賞しましたが満足していません。ファンの皆さんには申し訳なく思っています。来年は大幅に戦闘力アップして、鈴鹿に戻って来ます」

《高木啓》

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