新車販売台数は回復の兆し、しかし勝ち組と負け組の差ハッキリと

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日本自動車販売協会連合会が1日に発表した2月の新車販売台数(軽自動車を除く)は、総数で362,830台でとなり、前年同月比で2パーセント増加した。新車販売台数は1月にも増加しており、2カ月連続のプラスということになる。これは消費税率が3パーセントから5パーセントに引き上げられた97年3月以来のことだ。362,830台のうち、乗用車は前年同月比0.8パーセント増の267,668台で、トラックは同3.3パーセント増の93,711台だった。

メーカー別では富士重、日野、マツダ、日産ディーゼル、スズキ、トヨタの各社が前年同月実績よりも増加、残る5社がマイナスとなった。2カ月連続でプラスになったことで、「新車市場にもようやく春が来た」と見るむきもある。しかし、3月は毎年、年間で最も多く新車が売れる月でもあり、本格回復となるかどうかは3月以降の実績を見てみなければわからない。

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