世界販売台数は1000万台を突破、この2016年3月期には連結売上高27兆円以上純利益2兆円以上が予想されている超巨大企業のトヨタ自動車が、1989年にアメリカで新たに立ち上げたブランドがレクサスだった。
ハイブリッドカーやEVなどの電動化技術によるクルマのエネルギー効率向上が注目を集める中、あえてコモディティ化(技術の普遍化)が進んだ内燃機関の改良や車体の軽量化を環境技術の主軸に。
いま名古屋が熱い!世界の自動車業界をリードするトヨタ自動車の業績が急回復し完全復活してきた。悲願の国産旅客機MRJの開発も進む。2027年にはリニア中央新幹線が東京-名古屋間で開業予定だ。ますます注目が集まる名古屋、進化する名古屋から目が離せない。
最新号の『プレジデント』の特集「賢い人の勉強法」で、トヨタ自動車の張富士夫会長が「勝ち続ける学習法」を披露。インタビューの中で「寝る前に仕事のことが気になると頭が冴えてしまうが、そんなときは、推理小説などを読むとリラックスして、よく眠れる」と答えている。
純利益は1兆円超。トヨタは今、GM、フォードを凌駕する利益率で、世界No.1企業の地位を確固たるものにしつつある。全世界で26万人以上の大家族“TOYOTA”を率いる渡辺捷昭新社長のビジネス人生は「飽くなきカイゼン」との格闘の歴史である。
前年比20%ダウン。ホンダの国内販売が不振を極めている。課題山積みの逆境の中、社長に就任したのは親子2代の技術屋、福井威夫だった。レースを愛する男(本人の現役時代の写真!)にホンダ復活の鍵が託された。福井社長インタビュー、インタビュアはオートアスキーでもレギュラーの経済ジャーナリスト、福田俊之。