ドライバーが思ったようにちゃんと動いてくれる、はじめての“ビッグ”ミニバンである。
後輪駆動で、背が高くて室内が広く、斬新なインパネを持つなど、先代『エルグランド』のあの雰囲気が好きだった筆者にとって、新しいエルグランドを最初に目にしたときは、実のところちょっと“残念”という印象のほうが大きかった。
上級ミニバンの市場を切り開いてきた『エルグランド』が久々のフルモデルチェンジを受けた。今回のモデルではFFの基本プラットホームを採用し、パッケージングを大きく変更してきた。
日産自動車は、『エルグランド』の認定中古車制度を10月1日から開始すると発表した。エルグランドの認定基準は、事故修復歴なしで、走行距離5万km以内。認定中古車には認定証を購入販売会社から発行し、1年間の保証が付与される。
日産自動車は、上級ミニバンの『エルグランド』の発表後約1か月の累計受注台数が月販目標の5倍になったと発表した。
『エルグランド』の市販車に乗った。ここでは主に現時点で販売比率55%を占める2.5リットルモデルについて報告しよう。
女性にとって、このテのLクラスミニバンで気になるのは、走りよりも乗り心地と使い勝手。
およそ8年ぶりに新型となった日産『エルグランド』は、『ムラーノ』ベースのFFプラットフォーム&低床パッケージを採用。ビレット風グリル配する顔つきは先代以上の迫力だ。しかーし、全体的にはずいぶんスマートに、上品になった印象も受ける。
日産自動車は18日、新型『エルグランド』の累計受注台数が、発売2週間で月販目標の3倍以上となったと発表した。
駆動方式がFRからFFになったことで、縦方向に長いプロポーションからより低く、どっしりとした落ち着いたイメージに変わった新型『エルグランド』。グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部の山本年さんは使用イメージについて「贅沢な使いかたをしてほしい」と語る。
フルモデルチェンジし、3代目となった新型『エルグランド』のインテリアデザインのキーワードのひとつに“わくわくするコックピット感”がある。
日産自動車が8月18日より発売する新型『エルグランド』は、全車オーディオレス仕様。ナビゲーションはインパネ中央に用意されたワイド2DINのスペースに装備することができる。
オーテックは新型『エルグランド』に「ライダー」を設定、従来のアグレッシブなスタイルを継承しながら、ライダーシリーズのフラッグシップとしてプレミアム感あふれる独自の装備を多数追加した。
新型は『エルグランド』らしさを踏襲しつつも、FF化による低重心・低床化を実現しロー&ワイドなスタイル、ブラックアウトされたピラーとそれを囲むクローム、「Zライン」を描くボディサイドなど、デザイン面での新たな試みが盛り込まれた。
これまでのミニバンのインテリアは見晴らし感や高い目線で見降ろすような視界の良い印象があるが、この新型『エルグランド』はそういった解放感だけではなく、包まれ感も感じてもらいたいという思いでデザインされているという。