時代と同じく、モノづくりにも栄枯盛衰がある。日本も明治以降の繊維産業の時代から、現在の重化学工業や自動車、IT産業へと産業構造が変革してきた。特に昨今では、「円高」という為替ファクターから、海外から安い商品が日本に入り、衰退していく産業も多い。
コンパクトカーと新興国市場に強みを発揮するスズキが、4輪車部門で新たな技術戦略を公表した。プラットフォーム(車台)を3タイプに集約する一方、ガソリンエンジンは1.4リットル以下に絞り込む。
今月、桜も満開まであと少しという頃、スウェーデンのストックホルムに行って来た。男性、女性、老人とも道行く人が全てオシャレでカッコいい。ストックホルムは、そういう大人の街だ。スウェーデンの人口は1千万人弱で、東京都より少ない。
◆過去最高を大幅更新し4割を占めた軽自動車
春の日差しに誘われ、久しぶりに「峠」を走ってみたくなった。学生の頃には、いすゞの『117クーペ』というスポーツモデルに乗っていたので、週に一度は、京都から琵琶湖に抜ける「山中越え」や「途中峠」でスポーツドライビングを楽しんでいた。