国際航空宇宙展(10月1 - 5日、パシフィコ横浜)の富士重工業スタンドには、小型ビジネスジェット機の実物大模型が展示されていた。実用化を視野に事業化を検討中という報道もあるが、広報は「希望的観測」だという。
富士重工業は国際航空宇宙展の会場にビジネスジェット機の実物大模型を初めて展示した。なお、現場では「スバルジェット」とも言われていたが、これは「ホンダジェット」に引っ掛けたもののようだ。
フジテレビ系で今夏放送されたドラマの影響もあり、一般の人からも注目されることになったドクターヘリ。国際航空宇宙展の会場でも数社が実機を持ち込み、運用する事業者(航空会社)向けへの売り込み合戦を行っていた
防衛省が発足した関係で、国際航空宇宙展会場は前回をはるかに上回る防衛関係の展示が目立った。その良い例が防衛庁技術研究本部が開発を進める、日本版ステルス機ともよばれる実大RCS試験模型機(高運動飛行制御システム)である。
4年ぶりの国際航空宇宙展(10月1 - 5日、パシフィコ横浜)。前回展示で次世代旅客機の主流派争いでで火花を散らしたエアバスとボーイングは、2階建てのエアバス『A380』が今2008年に入って就航、就航路線を拡大しつつある。
今回の国際航空宇宙展で最大の目玉となったのが、防衛省ブースに展示されていた「全機実大RCS試験模型」だ。レーダーに映りにくいステルス性能と高運動性を両立させた、いわゆる“第5世代機”を研究するために作られた。
三菱航空機はパシフィコ横浜で開催されている「国際航空宇宙展」の会場で、純国産ジェット旅客機『MRJ』の実物大モックアップを国内で初めて公開した。海外の航空ショーではすでに展示されているが、今回のモデルからは胴体が拡幅された。
「2008年国際航空宇宙展」が1日、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で開幕した。1966年の第1回東京航空宇宙ショー以来12回目となる今回は、世界22の国・地域から528社が出展した。