日本IBMはこのほど、神奈川県大和市にある東京基礎研究所内に自動車の開発支援センター「IBMオートモーティブ・イノベーション・センター」(AIC)を開設した。
日本アイ・ビー・エムが、自動車リサイクル促進センターから、使用済自動車を輸出する際に発生する自動車リサイクル料金の輸出時返還業務をBTOサービスとして受託した。契約期間は5年間。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)が、IBMの社外取締役を4月1日付けで退任していたことが明らかになった。
不具合が起きたときに自分でそれを察知し、ディーラーに修理依頼を自分で行うクルマ……。そんな近未来的ロボットカーの開発が進められている。しかもこの開発を行っているのは自動車メーカーではなく、コンピュータ界の巨人、IBM。
米ゼネラルモーターズ(GM)は21日、世界最速の自動車業界向けスーパーコンピューターをIBMから購入したと発表した。
トヨタ自動車が設計や部品情報を世界規模で共有できる新しい情報システムを今秋導入するという。きょうの日経が1面トップで報じている。記事によると、投資額は約2000億円、中枢部分を米IBMと共同開発し、周辺部分を富士通、NECなどが分担するというもの。27カ国、地域約60拠点の開発、生産、調達活動を一元管理する世界最大級のシステムとなる。
自動車用の緩衝器などの大手メーカーであるカヤバ工業は、IT業務を日本IBMにアウトソーシングする、と発表した。情報企画業務を除く、開発・保守・運用・管理を委託する。
GMではIBMから10台ものハイパフォーマンス・スーパーコンピューターを購入する。これらのスーパーコンピュータはすべてUnixベースで、GMでは1台でもかなりの容量を誇るこれらのコンピュータをすべてつなぎ、「ジャイアントコンピューター」を作り上げる計画だと言う。
米IBMの1−3月期業績の下方修正から企業業績の不透明感が強まり、全体相場は反落。金融庁の特別検査の結果で不安心理は後退したが、模様眺め気分が支配的だった。円相場は弱含みになったものの、物色のホコ先が出遅れ銘柄に移ったため自動車株は全面安。
三菱自動車工業は13日、IT(情報技術)業務のうちシステムの保守・運営業務および一部開発業務を日本IBMに委託することで基本合意したと発表した。従来のITコストの削減を図ることでIT関連の新規プロジェクトへの投資を拡大する。
オペルの開発センター(ドイツ、リュッセルスハイム)はこのほど自動車業界最速のスーパーコンピューターを導入、稼動を始めた。IBM の「p」シリーズ「e」サーバー『p690“レガッタ”』 の最初の欧州導入であり、自動車業界での最初の採用である。