欧州・米国に続きインドでも販売差止め、2,000億ドル規模の光半導体市場に大きな波紋



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インド裁判所、侵害企業の代表取締役および関係者にも差止命令を適用

欧州UPC、販売差止めに加え、すでに販売された製品のリコールも命令

 

韓国ソウル--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- グローバル光半導体専門技術企業のSeoul Semiconductor(KOSDAQ:046890)および関係会社のSeoul Viosys(KOSDAQ:092190)は、欧州、米国に続き、インドにおいても光半導体特許を侵害した製品に対する販売差止判決を獲得したと発表した。インド裁判所は、差止命令の対象を侵害企業だけでなく、その代表取締役にも拡大した。
自動車照明やディスプレイ用光源に加え、人工知能(AI)時代の近距離光通信へと用途が拡大する2,000億ドル規模の光半導体市場において、今回の一連の判決が業界に与える影響は極めて大きい。

 

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特許訴訟の対象となった光半導体の光度向上技術(左)と、WICOP技術(右)(図: Seoul Viosys)

 

昨年6月には欧州で侵害製品のリコール命令が下され、本年2月には米国で製品の販売差止めに加え、特許侵害に関与した関係者に対しても将来にわたり侵害行為を禁止する命令が下された。今回、インドでも販売差止めに加え、侵害に関与した経営陣に対する差止命令が下されたことで、世界の光半導体業界に大きな波紋が広がっている。

 

Seoul Viosysは、同社の光半導体応用技術に関する特許を侵害した製品を流通・販売したとして、インドの再生可能エネルギー企業ORNATE AGENCIES PVT. LTD.を相手取り、インドのDelhi High Courtに提起した特許侵害訴訟で最終勝訴したと発表した。
裁判所は、同社に対して特許侵害製品の販売を禁止した。また、これとは別に、代表取締役に対しても、同一の特許侵害行為に関与してはならないとの差止命令を下した。

 

本年2月、米国裁判所は、韓国のPhoton Wave Co., Ltd.などが供給したチップを使用した欧州の光半導体応用企業Laser Components USAに対し、販売差止判決を下した。

裁判所は、特許侵害製品だけでなく、類似技術を適用した製品の販売も禁止した。さらに、関係する技術者による侵害行為も禁止した。侵害行為を共謀、支援、または協力したPhoton Waveの関係者にも、この差止命令が適用される。

 

欧州では昨年6月、Unified Patent Court(UPC)が、Seoul GroupのWICOP技術を侵害した製品に対する販売差止判決を最終的に確定した。さらに、すでに欧州各国で販売された製品についても、リコールおよび廃棄を命じた。UPCによるリコールおよび侵害製品の廃棄命令は、欧州各国の多数の消費者に販売された製品をすべて回収し、廃棄しなければならない措置であり、その実施には大きな困難と莫大な費用を伴う。

 

これは、個別の国における特許侵害判決によりロイヤルティーを支払う場合や、今後の販売のみを禁止する判決と比べても、市場に与える影響がはるかに大きい。
一般的に、資金力のある一部の悪質な企業は、最終的にロイヤルティーを支払えばよいとの認識から、特許技術の侵害を重大な問題として受け止めない場合がある。しかし、販売差止めやリコール命令は、損害賠償とは次元の異なる措置であり、特許侵害訴訟における最も強力な救済措置の一つである。

 

今回の3件の訴訟で対象となった技術には、光半導体の光度を高める技術、堅牢な構造を持つWICOP技術、および同技術を応用した水殺菌ソリューションなどが含まれる。これらの光半導体技術は、自動車やテレビ、携帯電話の光源、家庭・オフィス用照明はもちろん、将来のAIデータ通信などにも使用される重要な基盤技術である。
今回の訴訟で対象となった特許は、Seoul SemiconductorとSeoul Viosysが保有する約1万5,000件の特許の一部である。欧州、米国、インドにおける相次ぐ販売差止判決により、WICOPをはじめとする光半導体の基盤技術に関する権利と、技術企業としての地位が、世界の主要市場で改めて確認された。

 

農家の息子として生まれ、光半導体産業の基盤がほとんど存在しなかった韓国で事業を築いてきた創業者のChung Hoon Leeは、次のように述べた。
「『生まれは不公平でも、機会は公平でなければならない』という信念を実現するうえで、特許制度は重要な仕組みです。特許制度は産業革命を支え、1900年頃までに世界人口の約90%が置かれていた絶対的貧困や、約50%に達していた乳幼児死亡率の大幅な改善に貢献し、人類の暮らしを少しずつ向上させてきました」さらに、次のように述べた。
「米国をはじめとする先進国で、一般の人々も大きな夢を実現してきたように、各国の判決が示している通り、侵害行為を主導した責任者にも厳格なペナルティーを科す必要があります。そうしてこそ、特許が世界各国で尊重され、世界中の若者や起業家が希望を持って生き、夢に挑戦できるのです」

 

Seoul Viosysについて

 

Seoul Viosysは、200nmから1,400nmまでの全波長帯をカバーする光半導体チップを生産できる技術力を有し、約6,000件の特許を保有している。また、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)やLaser Diodeの製造も可能である。
さらに、ディスプレイ用のR・G・Bを1つのチップに実装した世界初の技術「WICOP Pixel」を量産している。2002年に設立されたSeoul Viosysは、現在、UV LED分野で世界第1位の市場シェアを占めている。約1万5,000件の特許を保有する親会社Seoul Semiconductorと連携し、世界市場における技術的優位性を確立している。詳細は、Seoul Viosysのウェブサイトをご覧ください。

 

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Contacts

Seoul Viosys Co., Ltd.
Jinseop Jung
jjs8732@seoulsemicon.com

 

Source: Seoul Viosys Co., Ltd.