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海外メディアチーム
AsiaNet 200930 (0137)
【海口(中国)2025年7月3日新華社=共同通信JBN】米国、日本、韓国、スペイン、アラブ首長国連邦などからのジャーナリストが今夏、中国の海南自由貿易港(Hainan Free Trade Port)に集まり、活気に満ちた産業発展の鼓動を実際に体験しました。
ほとんどのメディア代表団にとって、海南への訪問は今回が初めてでした。同代表団は、Boao Lecheng International Medical Tourism Pilot Zoneでさまざまな医療機関を視察し、現地の医療事情や専門的な医療政策、伝統的な中医学と西洋医学の技術を融合させた、独自のウェルネスプログラムについて理解を深めました。中国唯一の医療特区である楽城は、20カ国にわたる180以上の医療・製薬・医療機器機関と連携し、一連の世界クラスの医療・ヘルスケアサービスを提供しています。今年最初の5カ月で、中国、カナダ、スペインから18万人を超える観光客が楽城を訪れました。
海南の手つかずの熱帯雨林、そして活気に満ちたリー族とミャオ族の文化的伝統は、同省の最も象徴的な生態学的・文化的特徴です。メディア代表団は、海口のQilou Old Street(騎楼老街)、保亭のBinglanggu Li and Miao Cultural Heritage Park(ビンロウ谷リー族ミャオ族文化観光区)、保亭のShenyu Island(神玉島)で、海南沈香、ココナツ彫刻、リー族陶器、船型建物、竹竿舞などの国宝や省宝とともに、3000年の歴史を持つリー族の紡績、染色、織物、刺しゅうといった国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産のダイナミックな展示や陳列に魅了されました。
ジャーナリストたちは、これらの由緒ある工芸品を写真やビデオで見るよりも、こうして実際に見て触れたことではるかに大きな感動を覚えたと述べました。ジャーナリストの多くは海南沈香に強い興味を示し、その歴史的意義と薬効作用に驚嘆しました。あるジャーナリストはリー族医療マッサージを体験した結果、腰痛がようやく和らぎ、「もっと早く海南に来るべきでした」と述べました。
海南はビーチ以外にも、世界のメディアがその認識を一新するような、ユニークな夏の特有体験を豊富に提供します。例えば、道教ヒーリング、リー族長卓宴、Shenyu Islandでの爽快な森林浴、Skydive Tarheの熱帯海岸スカイダイビング、Atlantis Sanya(アトランティス三亜)のアンダーウオータースイートとテーマパーク、国際免税店ショッピングセンターでのショッピング三昧、West Island(西島)の島の風景と漁民文化などです。それぞれの目的地が異なる魅力を持っており、海南の多様な魅力を提供します。
Sanya Tourism Board(三亜市観光局)のZhang Hao局次長は、三亜は近年、免税ショッピングの強化に加えて低空観光とヨットクルージングにも注力していることを明らかにしました。ヨットによる海上旅行は昨年だけで12万回を超え、1万人以上の観光客が低空スカイダイビングを体験しました。また、母港と寄港地を合わせた国際クルーズ交通の往来数は5万9200回に達し、三亜は中国トップクラスの観光地になっています。
海南省観光・文化・ラジオ・テレビ・スポーツ局(Department of Tourism, Culture, Radio Television and Sports of Hainan Province)によると、中国唯一の熱帯島嶼省であり、最大の自由貿易港である海南は、国内で最高のビザ免除政策を享受しています。2024年にはインバウンド観光客数が100万人を超え、過去5年間で過去最高を記録しました。海南島は10種類の観光商品(海洋観光、高級品ショッピング、ヘルスケアなど)を企画しました。また、85カ国の一般パスポート保有者はビザなしで入国することができます。
ソース:Hainan Department of Tourism, Culture, Radio, TV, and Sports