ドコモ ドライブネット+ドライブネットクレイドル

進化した音声入力「しゃべってコンシェルエンジン」を利用 さらに完成度が高まったドコモのカーナビサービス

ドコモが展開しているカーナビサービス「ドコモ ドライブネット」の最新バージョンが登場した。今度の目玉は「しゃべってコンシェルエンジン」を利用した「音声操作」※1だ。ついにしゃべるだけで自在に操作できるカーナビの誕生か? 専用アプリやクレイドルの使い心地から順に紹介していこう。

 
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ドライブネットクレイドル 02の本体。これ自体には電気的な仕掛けは一切ない。
 
クレイドルのスタンド部分。2箇所のジョイントによりタブレットの向きを自在に調整できる。
センサーユニットの本体。サイズは76ミリ×50ミリ×14ミリとコンパクトだ。

専用のアプリとクレイドルでナビアプリの制約を超える

『ドコモ ドライブネット』は、NTTドコモのネットワークを活用してさまざまな情報をリアルタイムに提供するサービスとして2010年秋にスタートした。三洋電機(当時)のPND『ゴリラプラス』への提供を皮切りに、パイオニアとの協業により、スマートフォンやタブレット向けにカーナビ機能を搭載した「ドコモ ドライブネット powered by カロッツェリア」アプリの提供も2011年4月に開始している。このドコモ ドライブネット、数多あるカーナビアプリとは一線を画した大きな特徴を備えているので、まずそちらから紹介していこう。

スマートフォンやタブレットのカーナビアプリがカーナビ専用機にとって代わるためには、すべてのアプリは共通した問題点を抱えているといわなければならない。それはスマートフォンやタブレットというハードウエアを使うことによる制約だ。スマートフォンやタブレットにGPSレシーバーは搭載されているものの、自車位置の検出はほぼ端末のGPSに頼らざるをえない。そのためどうしても測位精度に限界が生じてしまい、トンネルなどのGPSの電波が届かないところでは位置を表示できない。一部のアプリには端末内の加速度センサーからの情報を利用するものもあるが、あくまでも補助的なもので、車載カーナビのように高架下やトンネルでの自律航法を実現するものではない。この問題はソフトウエアだけを提供しているアプリケーションベンダーには解決の余地がないといっていいだろう。

この悩ましい問題を専用ハードウエアで解決したのがドライブネットクレイドルだ。カーナビ専用機の有力メーカーであるパイオニアが保有するGPSレシーバー、加速度センサー、ジャイロセンサーなどの高度な技術を惜しみなく投入した専用クレイドルをドコモと共同で開発。これによって、スマートフォン、タブレットベースのカーナビで初めて専用機並みの測位精度を実現した。

 
センサーユニットにはこのように電源ケーブルだけを接続する。USBの端子もあるが通常は使用しない。
センサーユニットの電源はシガーライターから給電する。もちろんタブレットの電源も接続できる。

ドコモ ドライブネットのアプリ自体は単体でも機能するが、本格カーナビ並の測位精度を実現するドライブネットクレイドルは、スマートフォンアプリの車内利用につきものの設置場所の悩みも同時に解決してくれるので、アプリとの併用を強くおすすめしたいところだ。

なお、ドコモ ドライブネットアプリはGoogle Playまたはドコモの「dメニュー」から無料でダウンロードでき、別途申し込みをしなくても最新の地図で現在位置の表示、周辺施設の検索などの機能はそのまま利用できる。カーナビとしての機能を使用するには月額315円(税込)の使用料が必要だ。ドコモのオンラインショップでは、スマートフォン用のドライブネットクレイドル 01が9,765円(税込)、タブレットおよび大型スマートフォン用のドライブネットクレイドル 02が13,950円(税込)で販売されている。

 
今回使用したMEDIAS TAB UL N-08D。タブレットではほかに「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」など5機種が「ドコモ ドライブネット」対応モデルとなっている。
 

大画面の見やすさはカーナビ専用機以上 クレイドルのガッチリ感が頼もしい

今回は最新のタブレット「MEDIAS TAB UL N-08D」と「ドライブネットクレイドル 02」を組み合わせてのインプレッションを中心に報告する。まずは取り付けだ。

ドライブネットクレイドル 02は非常にがっちりとした造りで、吸盤には密着力の強いゲルタイプを採用。ダッシュボードにそのまま貼り付けることができる。セッティングの自由度は非常に高く、大きなタブレットを思い通りの向きに固定することができる。これならダッシュボードが極端に傾斜した車両でも取り付けに困ることはないだろう。

タブレット本体は3本の爪で固定する機構になっており、全体としてガッチリ確実に取り付けることを重視している。

 
最初に使用するときのみ、クレイドル(実質的にはセンサーユニット)とのペアリング設定をする。特に難しいことはない。
 
7インチWXGAの表示は大迫力。遠くまで見通せるスカイビュー画面でその真価を発揮するといっていいだろう。
 

このクレイドルにはセンサーユニットが付属している。というより、機能としてはこちらが実質的な主役だ。そのサイズは手のひらにすっぽり入るくらいのコンパクトさで、内部に車載用GPSレシーバー、ジャイロセンサー、加速度センサー、それにBluetoothインターフェースが内蔵されている。このユニットはGPSを受信しやすい場所に水平に固定する必要がある。大抵の場合はやはりダッシュボード上ということになるだろう。固定といっても両面テープで貼り付ければよく、接続する配線は細い電源ケーブルのみという手軽さだ。タブレットとの接続はBluetoothによる無線通信となる。

取り付けができたらアプリを起動し、最初に1回だけ必要なセンサーユニットとのペアリングを行なう。これで準備は完了だ。まず地図の表示を見ると、これはもうカーナビ専用機をも上回るといっていいほどの見やすさ。もちろんこれは使用するタブレットに依存するのだが、今回使用している「N-08D」は7インチディスプレイでWXGA(1280×800)。カーナビ専用機の大半は7インチVGAなので、同等サイズだが、より高精細に地図を表示できる。価格にしても特別に高価なわけではなく、これでカーナビ専用機の高級モデルを凌ぐ高精細の環境を手に入れられるのは大きな魅力だ。

 
目的地検索はフリーワード検索、周辺の施設検索など一般的な方法が用意されている。

シンプルで快適な使い心地 高速通信を駆使した豊富な情報コンテンツ

とりあえずひと通り操作をしてみると、カーナビを使い慣れていない初心者でも使いこなせるシンプルさが印象的。リアルタイムで提供される最新エリア情報は画面上に表示されるドコモダケをタッチするだけ、後ほど述べる音声操作の機能もナビ画面からダイレクトにアクセスできる。直感的で非常にまとまったインターフェースだ。

目的地設定をして走り始めても初心者向けでシンプルといった印象は変わりない。画面を2分割しての交差点の拡大表示はないものの、主要交差点やジャンクションのイラスト表示、さらにはレーン表示にもしっかり対応している。そして多すぎる情報を押し付けるよりも分かりやすさ優先というスタンスを貫いている。

 
ルートの検索はサーバ側でおこなっているが、レスポンスは高速だ。探索条件は「推奨」「距離優先」「幹線優先」の3通りから選択可能。
 
大きく見やすい地図。「ノースアップ」(地図の北を上に固定)・「ヘディングアップ」(進行方向を上に固定)および「スカイビュー」から選べる。ガイド時は直近の右左折が左上に大きな矢印で表示される
高速道路の主要インターチェンジやジャンクションでは、写真のようなイラスト表示機能が備わる。これがあるだけでもわかりやすさは大きく変わってくる。

このシンプルさと最新タブレットの処理能力の相乗効果か、操作やスクロールに対するレスポンスは極めて良好だ。どんな場面でももたつきや引っかかったような動きは見せず、スムーズそのもの。使い心地は非常にいい。もちろん地図のスクロール時に通信が入れば表示に若干時間が掛かるのだが、このアプリは地図データを予めダウンロードしておくことも可能になっている。その場合は連続して地図をスクロールしても快適で、しかも通信ができないエリアでもカーナビとして使用することが可能。地図データは膨大なのでダウンロードしたくない人もいると思われるが、ドコモ ドライブネットではそれをユーザーが選択できるというのも評価できるポイントだ。

ドコモ ドライブネットはその通信を活かして、地図データはもちろん、さまざまなリアルタイム情報を活用することができる。まず地図データだが、半年に一度の更新が予定されている。

もちろん渋滞情報にも対応。アプリの開発にパイオニアが加わっているのでVICSの渋滞情報にプラスしてパイオニアが独自に提供しているスマートループ渋滞情報®※3にも対応している。当然ながらこれらの渋滞情報に基づいた渋滞回避ルート検索が可能だ。

その他にも通信ナビならではの機能は数多い。画面に表示されているドコモダケをタップするとメニューが表示され、駐車場の満空情報、ガソリンスタンドの価格情報※2、それにグルメ情報を検索できる。それ以外にも最近テレビで放送されたスポットも検索できるので、近所の意外な観光スポットを見つけることもできる。

実際に使ってみて便利なのはやはり駐車場の満空情報だ。同様の機能は他のナビでも一般化しつつあるが、この機能はその性格上、簡単、迅速に操作できなければ意味が無い。その点、ドライブネットのインターフェースは非常に優れている。

 
ドコモダケをタップするとこのようなメニューが表示される。特徴的な機能のショートカットと考えていい。
グルメ情報で周辺の飲食店情報や、最近テレビで紹介されたスポットを検索できる。
GS価格情報では近隣のガソリンスタンドのブランドと価格がわかる。実際に価格とずれている場合もあるが、安い店、高い店の傾向はつかめる。
 
画面右端のマイクのアイコンを左にスライドすると「音声操作」機能を使える。
 
固有名詞でも目的地として検索できる。同じ名前の施設がある場合はもっとも近い場所が選ばれるようだ。
「音声操作機能」とは別に、フリーワードによる目的地検索でも音声入力が可能だ。

「しゃべってコンシェルエンジン」を利用した音声操作 音声で自在にナビ操作ができる?

さて、今回のドライブネットアプリのバージョンアップで最大の目玉になっているのが、「しゃべってコンシェルエンジン」を利用した音声操作機能の採用だ。音声だけで目的地設定などができ、しかも決まったコマンドだけでなく曖昧な言葉も解釈してくれるというのだから、これが本当ならカーナビの一つの理想形といえる。

さっそく実際に使ってみた。地図画面に表示されているマイクのアイコンをスライドすれば、音声入力の画面に。「コンビニに連れてって」「レストランに行きたい」という文章体での発話でもきちんと認識してくれるのはありがたい。また、「お腹空いた」でも飲食店を検索するなど、発話する側の意図をくみ取って解釈してくれるあたりは、さすがというところだ。

またクラウドでのサービスと言うことで認識する言葉はサーバー側で定期的にチューニングされていく。テスト段階では周囲の音が入って時折認識されなかったりしたこともあったが、こうした部分でも今後はより精度が高められていくはずだ。

 
ガイドを始める時点で進行方向が正しく表示されている。これはジャイロセンサーが搭載されているからこそできることだ。
 
その他の機能としてオービス警告機能がある。中央付近の赤いアイコンがオービスで、近づくに従い警告音で知らせてくれる。
あらかじめ登録しておいた知り合いの居場所をリアルタイムに表示するグループ位置共有※4機能も搭載。

自車位置も向きまでも正しく測位 走りだしてすぐに正確なガイドが可能

一方、自車位置の正確さにはいい意味で驚かされた。クレイドルに付属のセンサーユニットによる恩恵として予想はしていたのだが、その効果は予想以上だったのだ。

従来のスマートフォンナビでも自車位置はかなり正確だが、進行方向に関しては走りだしてしばらくの間は間違っている事がよくある。GPSによる測位ではある程度の移動をしないと方角を検出できないからだ。車両に取り付けたままのカーナビ専用機なら以前の方角をそのまま引き継げばいいのだが、スマートフォンナビではそれができないためにこのような弱点がある。

しかし、センサーユニットが車両に固定されているドコモ ドライブネットでは、走り出す前から正確な進行方向を示してくれる。実用上、これは非常に重要なことで、店舗の駐車場からスタートするような場合でも、駐車場を出て右折なのか、左折なのかすぐに分かる。従来のスマートフォンナビに対して非常に大きなアドバンテージだ。

もちろん、ジャイロセンサーによってトンネル内でも正確な自車位置を表示し続けるし、車載用GPSレシーバーの更新レートが高いので測位精度自体が非常に高いことも使っていて実感できる。信号待ちの間にじわじわと自車位置が動いたりすることもなく、非常に高級なカーナビを使っているかのような錯覚を覚えるほどだ。

今回のドコモ ドライブネットアプリのバージョンアップでは「しゃべってコンシェルエンジン」の採用による音声意図解釈が目玉となっているが、これからドコモ ドライブネットを使ってみようと思っている人にとって、それと同じくらい重要なのはやはりこのセンサーユニットによる効果だろう。ほかのナビアプリにはなかなか真似のできないことでもあり、ドコモ ドライブネットクレイドルの価格と月額料金の価値が十分にあるといえる。

 
スマートフォンでも快適な使用感は変わらない。機能もまったく同じだ。
 

スマートフォン版もテスト スタイリッシュなクレイドルが好印象

短い時間ではあるが、スマートフォンでのドコモ ドライブネットも利用してみた。こちらはドライブネットクレイドル 01を使うが、このクレイドルはタブレット用とは違ってなかなかスタイリッシュ。発売はこちらのほうが先なのだが、そう思えないほどかっこいい。

車載用GPSレシーバーやジャイロセンサーが内蔵されているのですっきりと取り付けできるし、スマートフォンの脱着もスピーディにできる。さらにスマートフォンを縦にも横にも簡単に切り替えられるのも使いやすい。ただ1点だけ、吸盤がゲルではないのでダッシュボードに直接固定することができないのだけが残念だ。しかし、それ以外は非常に完成度の高いクレイドルだ。

 
ドライブネットクレイドル 01は丸みのあるデザイン。スマートフォンを縦にも横にも固定できる。
内部に車載用GPSレシーバーやジャイロセンサーがあり、側面のUSB端子でシガーソケットから給電する。同時にスマートフォンへの給電も可能だ。

ドコモ ドライブネットアプリの使い心地は、タブレットの直後だとやはり画面の狭さを感じるものの、すぐに違和感はなくなる。機能としてはまったく同じ、測位精度など性能面でもまったく同じだ。違いは画面の大きさとスマートフォンを接続するドライブネットクレイドル 01はハンズフリー通話※5も可能な点なのだが、一概に大画面のタブレットのほうがいいとも言い切れない。というのも、ドライブネットアプリはやはり数の多いスマートフォンに最適化して作られているようで、表示される内容の密度と、画面の大きさのバランスがちょうどいいのだ。

スマートフォンのカーナビアプリケーションは数あれど、自車位置精度に不満があったり、通信を活かしたコンテンツが不十分なものが多いのが実情。そのなかで、ドコモ ドライブネットはドライブネットクレイドルによりスマートフォン&タブレットナビアプリの弱点を解消できるだけでなく、ドコモの安定した広範なインフラを利用した通信コンテンツも充実している。これがわずかな出費のクレイドル代と、月額315円(税込)で利用できるのだから、コストパフォーマンスの面では非常に魅力的な存在といえる。

 

【サービスご利用について】

  • ※ドコモ ドライブネットアプリを運転者がナビゲーションとしてご利用の場合は、取扱説明書をよく読み、必ずドコモ ドライブネット対応クレイドルに装着してご利用下さい。
  • ※自動車の運転中には、アプリ操作を含めスマートフォン/タブレットの操作はしないでください。スマートフォン/タブレットの操作をする場合には、必ず安全な場所に自動車を停車させてから行ってください。
  • ※ドコモ ドライブネットのご利用にあたっては、ドコモが定めるドコモ ドライブネット利用規約および注意事項をよくお読みいただき、その全ての条件に同意いただく必要があります。

【利用条件について】

  • ※ご利用には、ドコモ ドライブネット対応機種、ドコモ ドライブネットアプリのインストールとは別に、ドコモ指定の料金プラン(タイプSS バリューなどのご契約)、プロバイダ(sp モードまたはmopera Uのご契約)が必要です。機能によりドコモ ドライブネットサービスのご契約(月額使用料:315 円)、ドライブネットクレイドルが必要です。
  • ※ドコモ ドライブネットアプリを利用の際は、大容量のデータを送受信し、パケット通信料が高額になる恐れがありますので、「パケ・ホーダイ フラット」などのパケット定額サービスのご利用を強くお奨めします。
  • ※日差しが強かったり、直射日光がスマートフォン/タブレットに当たる状況下では、機器が高温になることがあるため、ご使用、保管、放置しないでください。

【全体】

  • ※ドコモ ドライブネットアプリの対応機種・ご利用条件やドコモ ドライブネットアプリ対応クレイドルの詳細は、ドコモ ドライブネットホームページをご覧ください。
  • ※「VICS」は財団法人道路交通情報システムセンターの商標です。
  • ※1 しゃべってコンシェルエンジンを利用した「音声操作」は、Android4.0以上のOSを搭載した対応機種(一部除く)で、spモード契約いただいている場合にご利用いただけます。当該条件を満たしていない場合は、ドコモが指定した特定ワードでのみ「音声操作」をご利用いただけます。「音声操作」において、ご利用状況によっては意図しない認識結果や動作となる場合がありますが、「音声操作」の音声認識や検索結果等について、その精度や正誤を含め、ドコモは何ら保証するものではありません。
  • ※2 価格は実際とは異なる場合があります。
  • ※3 ドコモ ドライブネットアプリは、パイオニア カロッツェリアが運営・管理するスマートループ渋滞情報®(リアルタイムプローブ®)を使用しています。スマートループ渋滞情報®およびリアルタイムプローブ® はパイオニア株式会社の登録商標です。
  • ※4 最大5人まで利用できます。10分ごとに自動で更新します。走行中に他車の詳細情報を見ることはできません。
  • ※5 安全のため、運転中の通話はお控えください。運転中にかかってきたときは、あわてずに安全な所に停車してから通話してください。通話しなければならない場合は、ハンズフリーで「かけ直す」ことを伝え、安全な場所に停車してからかけ直してください。
  • ※画像はイメージです。
 
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ドコモ ドライブネット + ドライブネットクレイドル フォトギャラリー

  • ドコモ ドライブネット アプリとドライブネットクレイドル 02
  • タブレットや大型スマートフォン用のドライブネットクレイドル 02。吸盤式のスタンドを採用しワンタッチで固定できる
  • ドライブネット クレイドル 02に付属する別体のセンサーユニット。車載用GPSレシーバー、加速度センサー、ジャイロセンサーが内蔵され、高架下やトンネルなどGPS電波受信の厳しい環境でも自車位置を捕捉する
  • センサーユニットと端末は、Bluetoothによる無線接続となる。最初にペアリング作業が必要だが、一度設定すれば次回からは自動でされる。
  • ドライブネットの起動画面。アプリはパイオニア(カロッツェリア)が共同開発をしている。
  • 地図上に表示されているマイクのアイコンをスライドするだけで、音声操作画面に入る
  • ルート上の交通情報に変化が起こると、ポップアップで混雑状況を示すアラートが表示される
  • 駐車場は満空情報がアイコンの色によって判別できる。もちろん、音声操作による駐車場の検索も可能だ
  • 駐車場の施設詳細画面には、営業時間情報や料金、駐められる車両のサイズまで掲載されている※料金は実際と異なる場合があります
  • 地図上のドコモダケをタップすると4個のショートカットが表示される。タブレット/スマートフォンともに共通だ
  • 最新エリア情報のグルメ情報は、ジャンル別にアイコンのイラストが分けられている
  • 施設情報の詳細。外部サイトに接続して店舗の詳細を確認することも可能
  • ガソリンスタンドは、ガソリン価格サイト「e燃費」から提供された給油データをもとに表示している
  • タブレットはXGA(1024×768ピクセル)やWXGA(1280×800ピクセル)という画面解像度が一般的で、通常のカーナビ専用機を凌ぐきめ細かさ。地図やメニューなど、見た目の質感は高い
  • パイオニアが提供する「スマートループ」は約33万kmにおよぶ道路交通情報を利用できるので、正確で質の高いルート探索・案内が可能になっている
  • ノースアップ(北を上に固定)、ヘディングアップ(進行方向を上に固定)、そして3D表示に対応。スカイビューは遠くを見渡したい場合に便利だ
  • ルート探索はサーバー側で行うが、東京・名古屋間のような長距離でもすぐにルートを表示できる。渋滞情報やスマートICも考慮する
  • 案内画面。左上に大きく表示される交差点の右左折案内やレーン表示に加えて、高速道路IC/JCTの拡大イラストやETCレーンも表示。ルートは緑の太い線で描かれるので見やすさにも配慮されている
  • オンダッシュに置かれた7インチの本格カーナビ。別体のセンサーユニットにより、1秒間に5回測位して、移動中でもより高精度な現在地を表示します
  • スマートフォン用のドライブネットクレイドル 01。クレイドルとセンサーが一体化されているので、設置が容易なのもうれしい