エーアイモーティブ(aiMotive)とケイデンス(Cadence)は、車載向けNPU(ニューラル処理ユニット)IPの「aiWare5」と、ケイデンスの「テンシリカ ニューロエッジ130 AIコプロセッサ」を組み合わせた共同技術デモンストレーションを発表した。
このデモは、シリコン前のシミュレーション環境で実施されたもので、SoC(システム・オン・チップ)の設計者が、独立して開発された2つのAIエンジンにまたがって、ニューラルネットワークの処理をレイヤー(層)単位で明示的に割り当て・調整できることを示している。
■エンジニアのAI処理配置の自由度を向上
現代の車載SoCには、NPU・DSP(デジタル信号処理装置)・CPU(中央演算処理装置)など複数の演算エンジンが搭載されている。しかし、ニューラルネットワークをこれらのエンジンに分散させるには、従来はグラフを手動で分割し、独自のスケジューラを作成する必要があり、設計変更に手間がかかっていた。


