ドイツの総合化学会社BASFは、2024年4月25日に開催予定の年次株主総会の終了をもって、マーカス・カミート氏が取締役会会長に就任することを発表した。2023年12月20日に開催された監査役会で決定した。
カミート氏は、2017年から取締役を務めており、現取締役会会長のマーティン・ブルーダーミュラー氏の後任となる。
また、監査役会は、現ニュートリション&ヘルス事業本部のプレジデントであるアヌープ・コタリ氏を2024年3月1日付で取締役に任命。さらに、2024年2月1日付で現ヨーロッパ、中東、アフリカ地域のプレジデントであるカティア・シャルプヴィンケル氏を取締役兼インダストリアル・リレーションズディレクターに任命した。
一方、現取締役会メンバーのメラニー・マース-ブルンナー氏は、2024年1月31日で退任する。
監査役会は、カミート氏、コタリ氏、シャルプヴィンケル氏の就任を祝福し、「新チームは非常に優秀で、BASFの将来の発展を成功に導くための前提条件をすべて備えている」と述べている。