トヨタの世界生産、半導体不足緩和で過去最高を記録 2023年上半期

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トヨタ自動車は7月28日、2023年上半期(1~6月)の販売・生産・輸出実績を発表。半導体不足の影響が緩和されてきたことに加え、前年に新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足の影響を受けたため、世界生産台数は過去最高の実績となった。

世界販売台数は前年同期比5.1%増の493万7634台で2年ぶりのプラスとなった。国内販売(含軽)は同33.2%増の87万8215台で2年ぶりのプラス。登録車のシェアは同5.0ポイントアップの55.0%で2年ぶりに前年実績を上回った。

日本自動車販売協会連合会の統計によると、2023年上半期の販売台数は『ヤリス』が同19.4%増の9万7421台、『カローラ』が同16.0%増の8万2374台、昨年8月に全面改良した『シエンタ』が同160.4%増の6万7344台、トヨタ車が乗用車ランキングでトップ3を独占した。

海外販売は同0.5%増の405万9419台で2年ぶりのプラスとなった。

世界生産台数は同12.1%増の489万3771台で2年ぶりのプラスとなった。国内生産は同29.2%増の164万2663台で2年ぶりのプラス。海外生産は同5.1%増の325万1108台で3年連続のプラスとなった。堅調な需要に応えるために各地域で生産能力を向上したこともあり、世界生産および海外生産は過去最高の実績となった。

輸出は同8.5%増の87万9170台と2年ぶりのプラスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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