フォードモーター(Ford Motor)は2月3日、2021年通期(1~12月)の決算を発表した。2年ぶりに黒字を計上している。
同社の発表によると、2021年通期の売上高は、1363億4100万ドル(約15兆7200億円)。前年の1271億4400万ドルに対して、7.2%増と3年ぶりに増加した。
また、2021年通期の純利益は、179億3700万ドル(約2兆0680億円)。前年の12億7900万ドルの赤字から、黒字回復を果たした。
前年は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による新車販売の落ち込みを受けて、赤字に転落。今期は新車販売が回復し、業績が黒字に転じた。
フォードモーターのジム・ファーリー社長兼CEOは、「フォードモーターがEVを主流にしていることに対する顧客の理解を誇りに思う」と述べている。