【スーパーFJ 日本一決定戦】ダブルチャンピオン岡本大地を下し、上野大哲が日本一

スーパーFJ日本一決定戦、日本一に輝いた#38 上野大哲(SACCESS RACING ES)
  • スーパーFJ日本一決定戦、日本一に輝いた#38 上野大哲(SACCESS RACING ES)
  • スーパーFJ日本一決定戦、優勝した#38 上野大哲(SACCESS RACING ES)(手前)
  • スーパーFJ日本一決定戦、2位の#8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)(手前)
  • スーパーFJ日本一決定戦、3位の#7 高口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)(手前)
  • スーパーFJ日本一決定戦、4位の#88 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-II)
  • スーパーFJ日本一決定戦、5位の#56 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)(手前)
  • スーパーFJ日本一決定戦、6位の#87 森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)(手前)
  • スーパーFJ日本一決定戦スタートシーン

三重県・鈴鹿サーキットで12日、スーパーFJの日本一決定戦の決勝レースが行われ、3番グリッドからスタートで2位に上がった#38 上野大哲(SACCESS RACING ES)が残り2周でトップに浮上。2021年の日本一の座に輝いた。

鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎで交互開催している日本一決定戦は、今年は鈴鹿サーキットが舞台。全国7つのサーキットで行われているシリーズ戦から、48台のマシンがエントリーしてきた。11日にはAグループ、Bグループに分かれて公式予選と第1レグ(レース形式予選)が行われ、Aグループは#8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が、Bグループは#56 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)が第1レグをトップでフィニッシュした。

レースタイムが短いほうが決勝レースのポールポジションとなり、以下交互にグリッドが振り分けられるが、Aグループが約5秒短かったため、岡本がポールポジションを獲得。佐藤は2番グリッドからスタートすることになった。

10周の決勝レースは、1周目に3番グリッドの#38 上野大哲(SACCESS RACING ES)が2位に浮上。その時点で逃げていたトップの岡本とは1.6秒の差があったが、徐々に詰め5周目にはテールトゥノーズとなった。そして6周目の1コーナーからS字コーナーにかけて何度も順位を入れ替える激しいバトルを展開。ここはなんとか岡本が抑え、トップの座を維持した。

残り2周となった9周目のホームストレートで2台は横に並ぶと、1コーナーで上野がオーバーテイク。岡本は今回も抜き返そうとしたが及ばず。そのまま上野がトップでチェッカーフラッグを受けた。

これで上野は日本一決定戦初制覇。鈴鹿シリーズと岡山シリーズのダブルチャンピオンで、参戦したレースのほとんどを制している岡本を破り、堂々の日本一を決めた。

同日開催でJAF-F4およびVITA-01の日本一決定戦も行われ、JAF-F4は加藤智(FEEL・KATEFIRST)が、VITAは大八木龍一郎選手(DAISHIN★Progrexx★萬雲塾)が日本一の座に輝いた。

◆スーパーFJ日本一決定戦決勝レース結果(トップ10)

1. #38 上野大哲(SACCESS RACING ES)
2. #8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
3. #7 高口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)
4. #88 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-II)
5. #56 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)
6. #87 森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)
7. #61 高木悠帆(MYST KK-SII)
8. #20 大木一輝(M2 KK-SII)
9. #81 佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)
10. #11 三島優輝(Rn-Sports 制動屋 KKS2)

《藤木充啓》

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